2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ジジガガゴゴゴ

どこか近くで工事が始まったらしい。朝からジジジジ、ガガガガ、ゴゴゴゴ、キーンキーン・・しとしと雨の音はかき消える。 お昼。正午にぴたりと音は止む。こちらも一時間ゆっくりするのかしら? 社会人の方々が混じったクラス向けのレジュメを作る。特に変…

どうしたの?

帰り道、いつもの坂道をのぼっていると、虫の音に混じって、ちがう声がする。ん? いまごろは虫の音タイムのはずなのに・・鳥が鳴いている。こんなに遅くに鳴いている。「どうしたの?」「待ってたよ。今日は、もう少し鳴いていたいんだ」 昼間、影が羽ばた…

どうしてる?

秋らしい朝。雨あがりのベランダでは、また花が咲きはじめました。このところの雨がうれしかったのかしら? ベランダのうえを、ときおり鳥が羽ばたいていきます。花のうえを通ると、部屋のなかに鳥の影が羽ばたいていきます。最初はびっくりしましたが、いま…

イントロダクション

今日は、初回の授業。実務についていたころ、学期に一度はゲストスピーカーとして授業をしておりました。 そのころは、「駆けつけました!こんにちは!」で始まって、「それでは時間です。さようならお元気で!」であっという間に終了。ご質問に答える機会は…

雨ふり

昨夜は、ずっと雨の音を聴いていました。土に向かってまっすぐに降っているときの雨の音は、静かでいいものです。 今朝は、ご無沙汰している方々にご連絡の郵便。「おかげさまで生きています」みたいな感じです。雨なので、歩いて行きました。帰りにお地蔵さ…

道しるべ

講義ノートづくりの一日。おかげさまで、峠を越したようです。 秋学期がはじまりました。シンプルなノートを片手に、毎週話をしながら考えてゆきたいと思います。シラバスを道しるべに、こちらが勉強をすすめてゆくのだと思います。 いい季節になりますよう…

水紋

昨夜は、落語を拝聴。長講というのでしょうか・・とてもよかったです。静かな雨が降っていて、落ち着きました。 どうも翌日あたりになってはっとすることがよくあります。ずっと以前から、そういうところがあるようです。しばらくして、やっと水紋が広がりは…

リュックサックに敬意をこめて

判決を読み始めると、どうしても悪戦苦闘になってしまう。”わかる”までの道のりがなにしろ遠い。沢山の判決を整理しなければならないとなると、ジャングルに迷いこんだ気分になる。 何度も投げだしそうになりながら、やはりこの道を歩きたい。立法までの道の…

日長うして・・

一日を長く過ごしなさい、と誰かに教えられたことがあります。一日を長く過ごせるのは幸福です、とのこと。時間を忘れ、あっという間に一日が過ぎるのが一番かと思っておりましたので、ややびっくり。何のことかよくわからないままでした。 このごろ・・・、…

いろいろ考えて立ち止まるより、今できる範囲でやりましょう。そう思ったら、ふっと楽になって、8回分の授業メモを作りました。簡単なデッサンにすぎませんが、とりあえずほっと一息。 大学ではじめて教わった先生は、いつも指先に小さな紙片を持って講義を…

とちの実大会

はじめての話を8回分用意するのって、予想していたとはいえ、なかなか大変です。話せそうなことを8枚の紙に書き出していると、広い試験場で真っ白な答案用紙を埋めていた頃を思い出します・・ 何か思うとぽつりぽつりと書いている。葉っぱの上のしゃくとり…

三輪車で追い抜いて

昨日。野菊を少し大きめの鉢に植えかえて、午後から落語会に出かける。ホテルのような立派なホール。きれいな色の座布団が敷かれた高座。 おめでたい謡のおけいこ、長屋暮らしの大工さんに、息子たちの話を聞く旦那さん、ステッキを振り回しそうな怒りん坊の…

夜長

思いつき、走り書きしたメモをながめ暮らして三日目。なかなか動けないカンヅメ生活。シンプルなところにたどり着くには、まわり道やら、らせん階段やら、いろいろ通って、それなり時間がかかるのかもしれません。 判決というものは、読むたびに、何かを教え…

静かな一日

9月半ば。今日は少し連絡をしただけ。ばたばたしながらも、だんだん落ちついてきたようです。 昨日の野菊がベランダで咲いている。やわらかな、穏やかな色をしている。一日たって、花も落ちついてくるのでしょうか・・

緑あふれるところ

今日は、朝からてくてくとよく歩きました・・・電車で行くと、乗り継いで三駅分くらいでしょうか?早めの時間ならそれほど暑くないし、歩くのもよさそう。 行き先で用事を済ませ、帰りに寄り道。緑を育てている方々がいらっしゃるところで早めのランチ。食堂…

自転車の帰宅

自転車屋さんへ、お預けした自転車を迎えにゆく。パンクは最悪だったそう。おかげさまで、すっかり元気になって、ピカピカになって帰宅。よく走ること! 「一年くらい乗らなかったの?」と自転車屋さんに聞かれてしまいました。「あの、ほとんど毎日乗ってい…

林間学校?

本日は、労働法の先生のお話を伺う。テーマは、「労働者派遣法の改正」について。スウェーデンやオランダなど北欧の就労スタイルのお話や、日本のコンビニでバイトする学生の働き方などを引き合いにだされながら、いまの日本の状況をお話くださる。よほど歴…

パンク

昨夕、自転車のタイヤがパンクした。自転車屋さんのすぐ近くで、パンクした。そのまま自転車屋さんへお預けして、帰りは歩いて・・。いつも走り抜けている通りをゆっくり歩いた。通り沿いの軒先や玄関先がよくみえる。この通りは、どこの家も、植木鉢をいく…

草むら

目の前に草むらが広がっている。ところどころ鬱蒼としている。どんな草花が咲いていますか、と聞かれても、見当がつかない。なかに入ったらきっと方角がわからない。まずは、生い茂る草を刈り、どうにか歩けそうな道をつけること。・・・これだけでも大変そ…

秋のはじめに

連日これでもかと暑さ情け容赦のないころ、ふと思い立って実家に遊びにゆきました。東京から一時間あまり。大抵東京より2℃は低く、一年を通して風が吹き抜けるところです。 帰りがけ、長く過ごした部屋から、何冊か抜き出してきました。一冊は京都の本。先…

シラバス−朝に思う

朝一番で、秋学期のシラバス(授業計画)を大学事務室へ送付する。昨夜、送ろうとしたけれど、思いとどまってしまった。夜はつい考えてしまい、もう少し手直ししようか、などとなる・・不思議なもので、朝の空気を吸ったら、かえって少しでも早く送りたくな…

マリモ

残暑のなか、自転車で走り回って、家に帰ると、マリモの置物が真っ正面にみえた。あら、自分の家なのに、いつもと違う光景?? そうだった思い出した。数日前に判決コピーの厚い束をそのままにして窓を開けたら、一番上の一枚が風でふわりと飛んだ。性分らし…

端切れの時間に

紙やら本やら整理して、今夜はたっぷり息抜き。明日もいい一日でありますように。

遠くて近くて−カフェからこんにちは

授業の書類をつくる。空欄にどんどん書き込めばいいのかというと、そうでもない。e-Lerningの書類に記入するには、e-Lerningについて学習しなければならない。「イーラーニングとは、コンピュータを用いた学習・教育のことである(!)。」これだけでは、さ…

子羊になった日

昨日の講話で耳にした「関係学会での報告」。調べてみたら、都内開催。件の講師先生のお話は、午後の部一番の基調講演。近いので、喜んで出かけました。 会場には、思いがけずなつかしい先生方のお姿。笑顔を拝見し、会釈するだけで言葉にならない。講演は、…

鈴虫と宿題

昨夜は鈴虫の音を聴きながら、白々と夜明けを迎える。夢とうつつの間で、昨日の講話のことをずっと考えていた。(ときどき、心地よく眠っていたとは思うけれど) 昨日の講師は、かつてひょんな巡り合わせで教えを受けた方。何年前のことだろうか。何気なくお…

明日は息抜きできるかしら?

明日の予定?あるような、ないような・・ お聖さんのご本に、「仕事か遊びかわからないのが大人の暮らしです」というようなくだりがあったように思います・・日曜日でも、仕事か遊びかわからず過ごすことになりそうです。ということは、少しは大人になったの…

京都日帰り修行−眠れず泣いても泣いても

ブログを始めたついでに、どうしても書きたいことが沸き起こって・・ 先月末、京都日帰り修行を敢行。京都のある先生がお招きくださって、お話をさせていただくことになりました。お弟子さんから連絡があり、日取りが決まったのは、二月近く前だったでしょう…

ある民法学者の講話(続)−学恩というもの

前の記事の続きです。 本日のレクチャーによると、学者の民法学と市民の民法学習(?)の区別は、民法教科書の書き方にあらわれ、我が国では大正時代にさかのぼるとのこと。後者にあたる当時のテキストには、末弘厳太郎先生の『民法講話』や穂積重遠先生の『…

ある民法学者の講話

今日は、都内の私大である民法学者の講話を拝聴。テーマは、近時話題(?)の「債権法改正」について。 学者の視点と市民の視点を区別し、市民の目からとらえた「債権法改正」のお話をされていらっしゃいました。フランスの「こども会議」と立法措置の関わり…