2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

あさのそら

おはようございます。 雲は多いけれど、朝らしいきれいな空。 鳥の声を聞いたり、雲の形をながめてみたり・・ つい書いてしまいますが、朝の鳥たちの声は、おすすめです。 みなさま、今日もどうぞよい一日でありますように・・。

伝授

このあいだ、久しぶりの授業をしました。 一晩眠れずにあれこれ考えたわりには、・・なにもしなかったような。 ひごろ宿題をかかえる判決群と、メモだけ。思いつくままに話したくなりました。 教室に出かける前夜は、思い出のなかにお手本の授業を探します。…

夏カレー

ランチタイム。外は夏の日射し。木陰で信号待ち。風が爽やか・・。 夏気分で、カレー屋さんを探す。使いこまれた木の家を改造した一軒がありました。 ほっとしすぎて、安堵しすぎて・・、ちょうどよすぎて、時間を忘れそう。 帰り際、まあるい瞳のひげの店主…

切り絵

一日の用事をすませて、だれもいない坂道をのぼる。 空気は湿って重い。電気は消えて、坂道には、音もない。 こんな日もあります。 自転車をひくおかあさんと、後ろを歩く坊や。剣道着を着て、道具を背負って。 坂道をくだる。なにもしゃべらないのに、つな…

夏の虫

週末。たまには実家に・・。 帰るたびに、山の風を感じる。風のなかに、父がいて、母がいる。 降りそうで降らない午後4時すぎ。窓をあけたら、虫たちの合唱。 姿のみえない夏の虫たち。草の根本や、石のかげで、羽をふるわせている。 ぽつりぽつりと雨の落…

トマトの木

直行して家に帰ればよいのに、いつもとちがう道をまわり道ぶらぶら・・。 路地の奥に、知らなかった鳥居がみえる。 お花やさんが多い。ほんとうに多い。商店街にお花やさん、角を曲がればお花やさん。通りに2軒はあるかしら? どのお店も小さな植木鉢をたく…

水路

雨あがりの綺麗な空のしたを歩いていたら・・答えがひとつ、ぽんっと降ってきました。ちいさな水路が通ったよう。 今回の授業は、ぽんと降るまでのモノローグと、ぽんと降ってからのモノローグにいたしましょう。 授業はモノローグではないかもしれません・…

ただいまマラソン中

晴れて明るくなってきました・・。梅雨の晴れ間は、空がきれい。 父の日の挨拶。その他もろもろおしゃべり。 午後は、珈琲をいれて、判決読み。 距離もコースもわからないマラソンみたいなもの。時間をつくっては、コースに戻って考えたい。 どこかを練り直…

雨はやさし・・

また降りそうだなと思いつつ、傘を片手に自転車をひいて、まちへ。 降りました・・。 雨ふりの商店街は、恵みの雨のように優しいことばがあふれます。

自転車

寒い日。なにはともあれ、帰り道。 夕方の商店街・・ちいさな買い物ひとつ。 ふりかえると、すぐ後ろに自転車に乗った方。白い帽子。優しい瞳。 視線の先に、ちいさな坊やが立っている。まばたきもしないで自転車の方をみつめている。ともだちのおかあさん?…

テレジア

雨のなか、帰宅。 このところ、ずっと手元に置いているマザー・テレサの言葉集。 弱くなりそうなときにとりだす、ちいさな本。 ページをめくって思います。自信に満ちた強い言葉がならんでいる・・。 どういうわけか、こころのなかの思いが聞こえないときが…

心の葉っぱ

夕方遅い表通り。ちいさなカフェの灯りの前を、いくつか通りすぎる。 帰宅して、花たちに挨拶。「ただいま」「!」 ん?? ひとつし忘れた買い物を思い出し、自転車に飛び乗る・・。 遅くまでやっているお店へ。ご苦労さまです。 まちは寝静まる手前のいっと…

沖縄ガラス

厚ぼったい雨雲のしたを歩いて、帰宅。雨がぱらぱら・・ 帰ると花と緑が待っている。「元気かしら? 葉っぱがピンとしているかしら?」 水草の子株は、ブルーグリーンの沖縄ガラスのなかに浮いている。窓ごしにきらきらして、綺麗。「ただいま!」「!?」 …

水草

明るいうちに帰宅。 月曜日の商店街。ふだんの顔。 つぶ貝の串焼き一本におぼろ。団扇が似合う、夏の味かしら? 貝やさんが、おつりをてのひらに乗せてくれました・・「ん??」「はい、10円おまけ」 どうも10円に弱い・・。 お花やさんの店先に、水草の…

面舵いっぱい!?

くもり空の下、どういう風の吹き回しか、仕事が早い!? なんと仕事が楽しい・・! いつもはぎりぎりまで悩むレジュメを、あっさり済ませました(締切より、だいぶ早いはずです・・いつもお待たせして、すみません!) 骨組みはほとんどおなじものの、リニュ…

なんのことはなく

鳥たちが、夜明けをたがいに知らせる声。ささやくように、優しく鳴く。昼間のせっせと忙しそうな声と、ずいぶん違う。 この声で、目がさめました。 今日は、判決読み第2ラウンド。 4ヶ月前にとりかかったはずが、いつのまにか、どこかへ行ってしまい・・行…

おぼろ

「雨だったので、控えめにしたの・・」「・・もめんひとつ」 おぼろ豆腐は、早々に売り切れ。 このひとことで、一日に救いがあります。 判決のジャングルのなかで、また道を探す勇気をもらえそうです。 どうしてこう、見るたびにからまりあっているとしか思…

地唄舞

いつぞや・・。派手でなく、かといって地味すぎず。単にして美しい方を知りました。 その方は、地唄舞の名手のお弟子さんでした。 なにもわからないのに、あこがれて。舞台のチケット予約。 ところが、あいにく都合悪くなりました。 つぎの舞台を探して、ま…

あたりまえのこと

”人間というもの”にいのちはないかもしれない。けれど、ひとりの人間にはいのちがある。 哲学にいのちはないかもしれない。けれど、哲学を問うひとりの人間には、いのちがある。 法学にいのちはないかもしれない。けれど、法を問うひとりの人間に、いのちは…

坂あがり

路地ゆけば 路地のむこうに 月うかぶ 坂あがり 坂のむこうに 月うかぶ 帰宅して 花たちのうえ 月うかぶ おつきさま 寝ついたあとも 輝いて さかあがりじゃありません・・!?

小宇宙

昨日のあかるい午後。マンションの外階段をのぼりながら、玄関まわりの植木の手入れをする方の姿にみとれる。 いつもの坂道が、いつもとちがうアングルの小宇宙。 エッシャーの階段をのぼっている気になりかけて・・? 気分よくなってしまいました。 階段を…

桜に毛虫!?

鳥たちの朝の挨拶を聴きながら、彼らに負けないよう朝仕事。掃除、洗濯エトセトラ・・。週末の一番の楽しみ。 山桜に毛虫?? 出たばかりの若い葉っぱでした。葉っぱのまわりのぎざぎざが毛虫の産毛(?)みたい・・さくらんぼが楽しみ。 午後は、存分にゆっ…

初夏の追善

初夏のような爽やかな日。 いつものお豆腐やさん。絹を買いに来られたお年寄り。「きぬ、売り切れなの」といわれても、あきらめきれない。なんだか、かわいそう。 やわらかいきぬは、お年寄りの好物と知る。このまちで知ることは、なんでも嬉しい。 近くの古…

週末仕事

週末。製造物責任法の授業用のレジュメを手直し。体裁をいったんくずしてみたい・・。 「たった6条の、条文通りの順番でしょう。どうやってくずすの?」「!?」 いつでしたか、授業の終わったあとで、質問をくださった方。企業にお勤めの社会人学生。 会社…

入梅のあじさい

帰り道。ところどころに、白いあじさいの花。 雨を待つような顔をして咲いてます。これから七色に変わる最初の色なんですね。 淡いピンクをぼかしたつつじも咲いています。 可憐な振り袖を思わせて、可愛い・・。

哲学の夜?

期せずして、ちょっぴり落ちついて・・。 「そちら、どうです? 一服やりますか?」「あらまあ・・!?」 ややこしい問いはうっちゃっておいて、根本的な問いはどうしたの?? 「そうよ、そうだわ」「・・まあ、雨の夜。ゆっくり考えるのもいいですよ」「?…