夜長

 思いつき、走り書きしたメモをながめ暮らして三日目。なかなか動けないカンヅメ生活。シンプルなところにたどり着くには、まわり道やら、らせん階段やら、いろいろ通って、それなり時間がかかるのかもしれません。
 判決というものは、読むたびに、何かを教えてくれる。一つのケースの意味を何度も問い返されるように感じます。

 今夜は、鈴虫の音が一段と高く透き通るようです。