五月のシャガ

朝晩

すこし肌寒い

 

書きかけの手紙に倦み

珈琲をいれて

 

三木清「人生論ノート」を読む

今朝は「人間の条件について」の章

 

現代人は

世界を形成する

 

無限定な世界を生きる

混乱した世界では、

 

あらゆるものが混合していく

「重要なのはその意味をどこまでも主体的に把握することである。」

 

 

足元をみれば

私の一歩など

 

情けないほど

ちっぽけな代物

 

 

二杯目の珈琲をいれて

朝の庭に出る

 

新鮮な空気のなか

 

五月のシャガが

毅然と咲いている

 

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そういえば

三木清の言葉の

 

端々から感じる

この方は

 

庭がお好きなひとでは

ないかしら?