2019-05-13 五月のシャガ 朝晩 すこし肌寒い 書きかけの手紙に倦み 珈琲をいれて 三木清「人生論ノート」を読む 今朝は「人間の条件について」の章 現代人は 世界を形成する 無限定な世界を生きる 混乱した世界では、 あらゆるものが混合していく 「重要なのはその意味をどこまでも主体的に把握することである。」 足元をみれば 私の一歩など 情けないほど ちっぽけな代物 二杯目の珈琲をいれて 朝の庭に出る 新鮮な空気のなか 五月のシャガが 毅然と咲いている そういえば 三木清の言葉の 端々から感じる この方は 庭がお好きなひとでは ないかしら?