思い出の絵

 まちは静か。
 傘のなか、みなさまいつもより、ゆっくり歩いているような・・。
 帰り道、花が咲く坂をのぼる。
 どこかの窓辺から、子どものはしゃいだ声が聞こえる。
 坂のうえでは、ちいさな黄色い傘が跳びはねている。
 レインコートが踊っている。
 よほど、嬉しいのでしょうね・・!
 後ろ姿は、谷内六郎さんの絵のようでした。
 
さて、・・。
 今夜は、暖かくして、もう少し仕事をしましょう。