マリーゴールド

 雨がところどころ、ぽつり。傘なしで、ぶらぶら帰り道。まだ早いから、まちも明るい。
 ふるさとみたいな気持ちでいっぱいになって、ひと駅歩く。本やさんで、都市空間の文庫本(ぶらぶらまち歩きの本?)をみつけました。今夜の気分にぴったりです。大好きな川沿いのあたり、どんな風に書いてあるかしら?
 いつもの坂道をぶらぶらのぼる。坂が急で細いせいか、両脇から花の香りが押し寄せてくる。雨のときは、香りが強くなるのでしょうか・・
 ふんふんいい気持ちで帰宅。一日の終わりに本を読むのは、久しぶり。まちの歴史は、いまもそっと続いております・・。

 なぐさめの 雨花文庫 夏近し            マリーゴールド