松の内をすぎたころ

 久しぶりのまちへ。
 何度か来ているのに、道に迷う。
 おぼえのある珈琲店で、道をたずねる。
 以前にも、ここで同じ道を尋ねたことがありました。
 まさか、店主さん、覚えておいでで??「・・??」

 松の内をとうに過ぎても、通りにお正月の提灯がならぶ。
 まちに十字を結ぶ灯りの列が、まちを温める。
 新年はじめてやってくるひとびとを迎えながら・・。

 新年を迎えて落ちついた頃の、静かなお正月。