カンバス

台風で大荒れの晩。
眠れず、雨の音を聴いています。


夜、障子を開けると明かりが漏れるので。
何気なく描きかけのカンバスを立て掛けていました。


下町暮らしの頃に、友だちだったベランダの花を描いた油絵。
暮らす部屋が変わっても、いつも傍に置いています。
とっても下手・・。


雨の音を聴きながら・・。
もう少し絵具を重ねてみたくなりました。


住んでいたまちと部屋の空気を重ねてみたいのです。