微笑みの記憶
なんとか本が出来上がり、諸方にお送りし・・。
一段落ついたころから、取材が始まりました。
ひとつ目。二つ目。三つ目・・。
どれも質問のアングルが違います。
先日は、三つ目の取材@スタバ
法哲学バックグラウンドと本の関係にぐっさり切り込まれました。
ニコニコ顔をしたベテラン記者は、鋭いのです。
そうして、インタビュー原稿が届きました。
的確すぎて、ぐうの音もでず・・
(ここで、バタンキュー)
そうして・・重なるときは重なるものらしく、
ひそかに尊敬していた方が、どこかで本をご覧になったそうです。
法哲学を感じました、とのこと。
嬉しいやらびっくりするやら、まさかの感想。
法哲学は、影になり支えてくれた半円部分。
そのずうっと奥には、わたしを育ててくれた哲学があります。
哲学は自分でも忘れてしまっているほど、遠い昔のふるさとです。
説明を求められても、遠すぎて近すぎて、たぶん答えられません。
けれど、哲学は微笑みの記憶となって、確かにいまもそこにあるのだと思っております。