暮れの世界−マイカレンダー

 休暇に入り、出来事やら思い出やらで、しばらくラッシュアワー
 諸々が通り過ぎたあと、暦的には、大掃除・・。
 頭のなかは、空っぽになる。

 大掃除に手足を動かしながら、哲学の世界に戻ってゆく。
 哲学は、いったん記憶におさまってしまうと、いつでも、どこでも、(頭のなかが空っぽになりますと)かなり容易に取り出せる代物です。
 2011年暮れ。わたしにとっての哲学とは・・。
 大原則たちが、普通の顔をして生きている世界でしょうか。

 社会科学では、どれほど重要な分野でも、細分化・専門分化が進んでおります。
 法律学も例外ではありません。
 専門性が高度化した一方で、大原則を扱う技術は、どうなっているでしょうか。
 記憶のなかの哲学は、いつでも、どこからでも、大原則を扱っていいのだよと、励ましてくれているようです。
 哲学は、大事な友。
 記憶を呼び出す再会は、いつだって喜びであり、支えなのです。

 そうだわ、年越しそば、今年はどうしましょう。