海辺の時間

 海をみたくなりました。海辺のカフェでランチ。近くの美術館をのぞいてみる。現代アートの展示。ビデオやインスタレーション、いろいろ・・。展示室は、暗がりばかり。足元が見えないうえ(展示物にぶつからないか、歩いていて心配でした・・)に、室温は寒いくらいに低くしてある。テーマは、コミュニケーションの困難さ、らしい。 
 ソファに座る方の前を通りかかったとき、なんとなく作家さんご本人の気配・・こういう感覚って、不思議です。
 図書室のような別室に設置されているPCで、展示を製作しているときのビデオが流れておりました。ソファの方があれこれ指図されている様子が映っておりました。ご本人は、きっと、かすかな視線でコミュニケーションを生まれさせる才をお持ちでございます!?
 すっかりふるえて、美術館を出る。不思議な時間を体験させていただきました。気分転換したのかしら?