徹夜準備

片付かない
紙の山を前に


徹夜しようかと
あきらめ気味


ふと気づけば
新しい屋根の向こうに


隠れんぼしてるのは
富士山と父だった


時計の針も
カレンダーの日付も


どこか狂ったまま
紆余曲折を経て


辿りついた
父との暮らしは


いまもそのまま
変わらない。。