ずいぶん探して、みつけた一冊の短編集。
手に取っては、嬉しく、読んでいました。
遊びに来たひとに、本を見せて話していたら・・興味深々。
「借りていくね・・!」「!?」
それから、ときどき、「返してね」「ああ、そうね」
そのうち、あきらめムードに。
秋のはじめの日、3年ぶりに、帰ってきました。
お帰りなさい。
追伸
この本をみつけた本やさんは、いまはない。そして、著者も・・。
不思議なものだ。
大好きだった本が帰ってきて、わたしは喜んで仕事をしている。
失くしたと思っていた世界を取り戻したように。