の・ぼうる君の絵葉書
松山は、正岡子規が生まれ、育った町。
瀬戸内海の穏やかな明るい光と海、むくむくと広がるすばらしい雲に囲まれて育ったのでしょう。
このまちで、子規、否、の・ぼうる君は、俳句のひとにとどまらない、文芸改革者と理解され、大切にされております。
みなさまが愛するのは、彼の句であり、絵のようです。
だれにでもわかりますものね。
まちのいたるところに、五七五の短冊があり、温かな安らぎがある。
いくら乗っても150円の路電が楽しいことといったら、ありません。
向かい合わせに乗りあった方と目が合うと、互いににこにここねこ。
車内には、お決まりの可愛い絵柄の俳句ポスト。
揺られながら、一句ひねってみたくなる(ほんとなのですなもし)。
の・ぼうる君は、絵(画風は挿絵?)だっていいのです。
「水差と秋海棠」、「草花(ノウゼンハレン)」、死の28日前に描いたという「紙人形」
絵葉書と瀬戸でとれる小鯛の浜焼きをお土産に、最終フライトで帰京しました。
往路より重いキャスターひきずり、じんわり幸せ。
仕事は丁々発止(?)、どうなることかひやひやものでしたが、おかげさまでこのまちが大好きになりました!?
皆様お世話になりました、ありがとうございました。
「また来るよ、ね・・!?」「そうですね・・好きだもの!!」
追伸:今度は、健気で意気盛んな媛ともだちと一緒に、内子座へ繰り出しましょう!! 松山の焼き硝子、古い伊予絣にも、もっと近くなりたいです。
追伸その2:エアポートの、の・ぼうる珈琲は、美味です。
追伸その3:の・ぼうる君は、最初、哲学を学び文科に進んだのですって。漱石も哲学を学んでいます。すばらしいではございませんか。英国留学なんのその?? 歴史の底流で、愚をともに・・??