雪冷えの晩に
夜半から朝にかけて雪だそうな・・。
残りの粕とありあわせで、こっくりとした粕汁を夜食に。
部屋もあたたまります。
刑法に端的にみられるように、強制力をもつ法やら規則やらは、いわゆる性悪説に立っている。
法哲学者たちは、ときおり、好んでこの性悪説をやり玉にあげ、古い学説から、惻隠の情なんというものを持ち出したりする・・。
法律の世界では、やれやれもっともと思う。・・けれど。
この種の議論に拘泥するのは、どうもあんまり好きではない。
わたしは、ちょっぴりややこしい。
強制規範が仮に性悪的に出来上がっているからといって、現実世界には、まるでのびのびとした人々が生きているとして一向かまわないわけですね?
たんなる好き嫌いですけれど、のびのびとした方が大好き。
風姿に影響を受けたい・・、のかもしれません!?
あれやこれや思いつつ、机上では、裁判官の書き遺した判決の積み重ねに言葉を失う今日このごろ。
「あなた、どこか矛盾してませんか??」「??」