暮れの楽しみ

 年の瀬の声を聞くも、冷暖不明の日々。
 明晰なのは、北国の朝の底冷えだけかしら・・。

 忙しいといいつつ、のんびり加減に呆れたり。
 暮れは、拙い一年を慰めるとき。

 くすくす笑ってこの年を送りたい。
 焚き火の燃える傍でいただく甘酒、おせちのつまみぐい。
 年忘れは、いつだって内緒の楽しみで満ちているのです・・!