すすき

 くもり空の朝。午後から薄日。
 蝉の声に、子どもたちの御神輿の音がいりまじる。

 ベランダに、土だけの植木鉢。
 ある日、ふた葉が顔を出しました。
 「??」
 ちいさな葉っぱを抜き取る気になれず、そのまま。
 茎がすくすく伸びて、1メートルくらいに。
 いまでは、長い茎の先に、穂をつけている。
 どうやら・・すすきになりました。

 鳥たちが運んできた秋なのでしょう・・。