夏の噺、山のぼり

 長い長い7月。週末が5回もありました。
 たどりついたラストの週末。

 たっぷり眠り、午後は、落語会へ。
 小粋な高座姿に、爽やかなお仕立ての姿。夏の汗がさらりと似合う。
 『青菜』。押し入れのなかに隠れているおかみさん。ついつい、押し入れの広さを考えてしまったりして・・。一間暮らし(よく言えば、ヘブンリーハウス)の想像力をかき立てられます。
  『愛宕山』。山登りの噺。京のまちを一望する場面で、いつもひとり勝手に思い出が迫ってしまう。浄土門から京阪のまちを見せてくださった人の横顔。
 「この門から見せたいと思って・・!?」「・・??」
 ひとしれず思い出とあわさって、落語のよさは増すのでしょうか・・。