地味な仕事

 今日は一段落。
 判決を読むというのは、地味な仕事です。

 「どうして哲学なの?」と聞かれますと、困惑するのですが、「どうして判決を読むの?」とは、聞かれません。うれしいことのひとつ。

 研究生活を通じて、もし何かを身につけたとしたら、「判決を読む」に尽きるのかもしれません。

 ご指導くださった先生方が、実に丁寧で、細やかで、そして忍耐強くいらしたこと、いまだに感謝にたえません。先生方の忍耐のおかげで、地味な仕事を大切に思えるのだと感じます。

 おかげさまで、地道に格闘中。

 では、これから、バースデーのお祝いに出かけて参ります。