カードたちの展覧会

 静かな一日。
 何年も大事にしているクリスマスカードをながめて、過ごしております。
 挿絵がカードになったようなのが、多いです。好きな絵は、何年経っても、やはり好きです。
 絵のなかにはいってゆきますと、どこかに、発見をいたします。「ベルは、もう鳴っているの? まだかしら?」「木の扉をぎいと開けると、向こうは・・?」
 気づかなかったなにかに、はっとするとき、なんともいえない幸福な気持ちがやってくるようです・・。