虫干ししながら考えています
風があまりに気持ちいいので母の服を虫干ししている土庫澄子です
昨夜はちょっぴり高揚感がありよく眠れませんでした
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チャペック園芸本のおかげで今朝は水まきホースが庭に生息する生き物に思えました
うちのホースはチャペック家のよりもずっとおとなしい性格です
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人間の尊厳についてさあ書こうと意気込んでいましたら校正ゲラが舞い込みました
しばらく前の原稿に戻ったりしながら、クールダウンして考えましょう
にしても。。
小林直樹先生の「法の人間学的考察」(岩波書店)の帯には「人間学の宏大な視野で捉えた法現象の省察」とあります 小林先生はこの本で古今東西の歴史思想史を縦横無尽に駆け抜け、知の饗宴が繰り広げられているのです
いってみれば小林直樹先生は大所高所から威風堂々と論じられる風格溢れる人間の尊厳論です 小林先生の謦咳に接したとはいえ私にできることといえば卑近な、こんな自分でもわかりそうなところから人間の尊厳について考えることかと思っています
誰に教わったわけでもないけれど、おそらく10代のころから哲学思想をいつも足元から考えたいと思っています 哲学思想にはいつもいつも論争がつきものですから、自分にひきつけてピンと来るかどうかをモノサシにしていないと迷子になると思うのです
結局は自分の経験の絶対量と質がモノを言うわけですね いま自分がいえることはこれまでの人生の貯金をはたいて言えることに尽き、書くたびにスッカラカン感があるのはそういうことかしらん?
こんな呑気なことを言っていられるのは小林直樹先生、ホセ・ヨンパルト先生のような方々のずっしりとしたお仕事が残されているからこそと思います よらば大樹の陰!素敵な木蔭です
そういえばヨンパルト先生は体躯が大きい方で、大らかな笑顔の大樹のようでした
リモートひとり工場でも先人の学恩をしっかり受けとめる努力をし感謝しなくてはと思っています
はじまったばかりのひとり工場
自分流のやり方を探しながら寄り道もしながらがんばりましょう!
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